運命は自分で選択できる

○幸運って選べる?

本田さんは、幸せなライフワークとはどういうものかを日々研究していますが、その中でも運命というものについての考え方には共感できるものがあります。

人の運はだいたい決まっている、しかし運命は生きているうちに自分の選択で選べるというものです。

○運命と宿命の違い

「宿る命」と書いて宿命。生まれてきた場所、生まれた時の健康状態、両親、才能、これらは生まれた時にはほぼ確定しています。

でも運命はどうでしょうか?「運ぶ命」と書いて「運命」、これは自分次第で選べる、つまり変えていくことも可能ということでしょう。

仲の悪い両親のもとで育った、親子関係があまり良くない家庭だ、そういう宿命を背負っているという場合もあります。

そのせいでパートナーを求めることを辞めてずっと独身でいること、これも一つの選択ですし、自分は温かい家庭を絶対に築こう、と思ってパートナーシップを求めて動く選択もあります。

運命は自分の選択によって変わってくるとはこういうことをいうのでしょう。
どんなときも自分の自由意思を尊重して生きて積極的に自分の運命をつかみなさい、と本田さんは言っています。

○お互いに運命を感じられる存在になる秘訣

「運命だと思った」と最初盛り上がっていても、月日がたつうちにロマンスの火は消えて長続きしないカップルがいます。

「パートナーシップが長続きするには、「自分はこの人といる運命なのだ」と深いところで一度でも感じることが必要」と本田さんは語っています。

結婚して数年立つと、最初の気持ちは冷めてくるものです。そのときに出てくる
「こんな人とは思わなかった」という言葉。もうそのときには運命なんてことは忘れています。

しかし、世の中には完璧な人はいないということをどれだけ理解できているでしょうか?
長く付き合うとダメな部分もあらわになってくるのは当然のことです。逆に自分も嫌な部分を見せてしまっているかもしれません。

相手に求めすぎるほど、期待しすぎるほどに嫌な部分が見えてくると絶望してきますが、多くの人はそういう時期も経て、お互い理解し合おうと努力していると思うのです。

○男性と結婚することになった運命とは?

結婚して楽しいこともあれば辛いこともたくさんあります。
その人と一緒になったのは、自分を成長させるためでもあり、何か大事なことに気がつくためなのかもしれません。

私は結婚してすぐにある難病を発症してしまって今後もずっと治療のために病院通いを続けていかなければなりません。

健康が自慢だった私が結婚して突然病気という障害を持つ運命になるなんて思ってもいませんでした。

でも私はこの経験のおかげで、今まであまり深くかかわれなかった家族の大切さや体が動くことのありがたさ、周りに感謝する気持ちが大事なことなどに気が付きました。

彼も大変ショックだったと思いますが、今では一緒に頑張っています。

病気になる前は、私たちはお互いに本音をなかなか言えませんでしたが、病気をしたことによって互いにぶつかりあうこともありますが、本音を言うことができるようになったと思います。

私たち夫婦は、私が病気になるということによってより深い関係になる運命だったのかもしれないと感じています。