才能を生かす人生と普通の人生

○普通ってなに?普通を目指す理由

本田さんは自分の人生を楽しんでいる人は
才能を生かして暮らしていると強調しています。

才能はワクワク、どきどきするようなことから見つけられるもので、
特別な天才にだけそなわっているものではないといいます。

才能を生かしている人、まだ気が付かない人とでは大きく人生に差が出るという意見も賛成できるところもありますがそうでない点も私はあります。

本田さんは「才能を生かす人生」と「普通の人生」というふうな言葉で比較をしています。才能を生かして自分らしく暮らす人生は最高かもしれません。

しかし私は「普通の人生」も素晴らしい人生だと思うのです。

普通の人生を送れば、周りと同調できます。一緒に同じ価値観を共有できます。

普通を目指してしまう理由は、人と違うことをするのが怖いからです。

○才能を生かしたライフスタイルとは

例えば、自分が好きなことというのは誰でもあると思います。ある人にはパンを焼くという才能がありある人には文章を書くという才能があるでしょう。

本田さんは
「おいしいパンを焼くという才能があったとしても、家でそれをしていたのでは、普通の人生」と言っています。

続けて「家族のためだけでなく、そのパンを通販で売り始めたり、自宅を店舗にしてみたり、パン教室を開いてみたりしてはどうでしょうか?」と提案しています。

そのことで人とお金、感謝が集まると言っています。

「普通の人生」から「才能を生かす人生」へのステップは自分のやりたいことを外に発信していくことから始まるということには確かに納得はできます。

仕事で幸せになりたいと考えているのならそのステップは大事でしょう。

しかし、そうしたくても様々な理由があってできないという人もいるのが現状ではないでしょうか。

パンは家族のためだけに焼く、家族が喜んでくれるならそれだけで幸せという人だって多くいるはずです。

たとえお金にならなくても、愛情を持って作った料理を家族に提供する、それを喜んでくれる家族がいる、それだけで満足というのならその人は家族と過ごす時間を通して幸せな人生を歩んでいると思うので「普通の人生」という言葉で片づけてしまいたくないなと私は思うのです。

○才能を見つけることについて

才能を見つけよう、わくわくすることをしよう、何度も本田さんが強調する部分ですがどうしてもできないのなら無理に見つけよう、ワクワクしようとしなくてもいいと私は考えています。

真面目に本を読んでしまう人ほど、「なるほど、才能を見つけるのが大事なのか、では私の才能は・・?」などと真剣に考え始めると思いますがそんなに簡単にできるものではないということがわかるという場合もあるでしょう。

そんなときは無理に動かなくてもいいし、普通に今あるささやかな日常に感謝しながら生きることだって素敵な人生だと思うのです。