理想ばかりを求めすぎない

○幸せの法則とは?

私も幸せになりたくて、幸せになれる法則や、思い通りの人生を生きる方法に関する本などは多く読んできました。

イメージしたことが人生には起きる、だからいいイメージを持とうという考えは私も賛成です。

こういうのを引き寄せの法則というそうですが、良いことを考えれば良いことが身の回りに起きる、悪いことを考えれば悪いことが起きるというふうにいわれています。

私はこの考えがとても好きだったのですが、どんなに良いイメージを思い描いていても人生では自分の思い通りにならないこともたくさんあるということを実感しています。

思い通りになろう、あこがれのライフワークを目指して理想に近づこうとすればするほど、そうでなかった場合に苦しむことになります。

「人生は思い通りになる」というより、現実的なこの本の考えに絶望したりがっかりしたりする事もあるかもしれません。

最初から「人生は思うとおりにはならないものだ」といった考えでいたほうが気楽に生きられるのではないでしょうか。

○「こんなはずじゃなかった」は当たり前

思い返せば私のまだ短い今までの人生もこんなはずじゃなかったということだらけです。

病気になるはずじゃなかった、会社をリストラされるとは思わなかった、夫がこんな人だとは思わなかった、田舎に住むことになるなんて思わなかった、そんなことだらけです。

やはり何もかも自分の思い通りにうまくいくというのは難しいことなのでしょう。

自分の理想を実現している他人がとてもうらやましくてしかたないときだってあります。でもそれは人間だから仕方のないこと。
自分には自分の幸せがあります。

自分の幸せのルールは自分で決めたらいいのです。

○「これで良かった気がする」

本田さんが幸せな70代、80代女性にインタビューした内容について見てみると、興味深いものがあります。

「戦争で家族が死んだ」「流産して子供が産めなかった」「なぜか希望とは違う田舎に住んでしまっている」など

さまざまな思いもしなかった出来事が彼女たちにはあったそうです。

「後悔していませんか?」と聞いたところ、「思ったのとは違ったけどこれはこれで良かった気がする」と答えていた人が多かったそうです。

どんな状況にあっても「良かった気がする」
こう考えることで幸せに暮らせるのではないでしょうか。

私も「病気だけど家族の愛を感じられたのは良かった」「美女でなくても愛されていることは幸せかな」「田舎暮らしでスローライフも健康的でいいかもしれないな」などと考えることで、スッと気持ちが楽になりました。

○今回のまとめ

私の周りで幸せに生きている人はあまり人生に対して過度な期待をしていない人が多い気がします。以前の私ならば「なんでもっと高い理想を掲げて努力しないの?」

「小金持ちなんかじゃなく大金持ちを目指したら?」などと言っていたかもしれません。

最初から多くを期待せず今の自分を受け止めていたほうが、日々イライラしたり焦ったりすることもなく、のんびりとできるのかもしれませんよね。

彼女たちを見習い私も少しずつ今の自分を受け入れながら「これで良かった気がする」と言ってすごすように心がけています。